最近、「運動不足なので運動しないといけない」という言葉を発するお客様が増えていますが、そんなお客様に一言。
「運動不足を理由に、頑張って運動してはいけません!」というアドバイスをしています。
運動不足の方は、一般的に以下の流れに陥ります。
1.日頃から運動不足を認識している。
2.機会があれば運動しないといけないという強迫観念に駆られる。
3.スポーツクラブの会員等になり、運動する機会を設ける。
4.ウォーミングアップするかわりにランニング等を行い、その後マシン等で筋トレする。
5.数日間筋肉痛に陥る(殆どの方が運動後のクールダウンを疎かにしている)。
6.段々とカラダが疲れ、スポーツ施設と疎遠になる。
大体こんなところでしょうか。
運動不足の方へのアドバイスは、以下のとおりです。
1.絶対に無理はせずに、毎日、何かのついでに出来ることを行う。
参考例:歯磨きの際の青竹踏み。
2.通勤時の姿勢や歩き方に気を使う
参考例①:背筋を伸ばし胸を張るは伝言ゲームの誤り。背筋を伸ばして胸を張ると、腰椎が過前湾となる(明らかに腰に負担の掛かる姿勢になる)。リラックスした姿勢で歩く。
参考例②:腕を振るときは、肩甲骨から腕を振る意識を持つ(これで肩甲骨周辺の筋肉がある程度解れる)。※最近、肘を曲げて前腕のみ振っている若者を良く見かける(完全に肩こり予備軍)。
参考例③:歩幅を少し大きく取って歩く。※歩幅が狭いと膝が伸びきらず足腰に負担の掛かる歩き方になる。
今朝も見掛けました。若い女性が狭い歩幅で膝が曲がったままの状態で歩いていました。本人はまったく気付かないのでしょうか?
ちょっとしたことを毎日継続するだけで、スポーツクラブへ通っている方以上にその効果が期待できると思います。
それでも疲労感が残る場合は、整体やマッサージを利用して筋肉を動かしてもらい、血行不良を改善してみてください。
03-6765-4970
お急ぎの方は、090-3347-9107