人のカラダは怪我をすると血が流れ、やがて固まって傷は治ります。でも、これは皮膚が再生している訳ではありません。傷痕が残るのはそのためです。傷跡には毛が生えず汗もかきません。
しかし、骨が折れた時には、その骨があった所に新しい骨がつくられてくっ付きます。
骨が丈夫な理由は、固くなるカルシウムやミネラルをたくさん溜め込んでいるからです。
それによって骨を密度を上げて固くしています。
新しい骨をつくる時は、まったく新しくつくる訳ではなく、古い骨のカルシウムやミネラルを再利用しているのです。
そして、カラダのいたる所で絶えず再生し続けています。
しかし、40代ぐらいから運動量も大幅に減り、カルシウムの摂取量も減る方がとても多く、この頃から骨、筋肉、関節を痛める方が徐々に増えてきます。
運動量とカルシウムの摂取量を考えて行動されている方はカラダのトラブルはあまり見られないのではないでしょうか。
20代後半から骨の中のカルシウムやミネラルの貯蔵量が減り始め、骨の老化は加齢とともに自然と進行しますが、そのメカニズムを知ることにより食い止め、若返りを図ることも可能ではないでしょうか。
一般的に骨が弱くなることを老化と言うならば、子供であっても老化はあり、高齢者の中にも骨密度の高い若者も居るということになるのではないでしょうか。
しかし現実は、70歳の60%が骨粗鬆症になっているというデータもあり、その症状は骨が折れるまで分かりませんが、その原因として、カルシウムの摂取量や運動不足が挙げられます。
他にも過度に痩せている方、寝たきりなどでカラダを動かせない方、喫煙者(カルシウムの吸収を妨げる)、アルコールを大量に摂る習慣のある方や肝機能障害などでビタミンDの代謝が良くない人などは注意が必要です。
この記事をご覧頂いたアナタ様が、1日も早く元気なお体を取戻して頂けますよう、願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
坂本忠幸
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