筋肉と神経反射のついて指圧や整体、体操や運動などをするのに知っておきたい筋肉の仕組みとして、筋肉が刺激を受けると神経反射をするということです。
ムリに筋肉を伸ばしたり、弾みをつけてストレッチを行うと筋肉の中にある筋紡錘というセンサーが作用して筋肉を収縮(伸張反射)させます。
筋肉の仕組みに関わる神経の作用です。
<神経系の働き>
1.伸張反射とは、筋肉が急激に伸ばされてキズ付くのを防ぐ為に自動的に筋肉が収縮して過剰な伸張を防ぐ作用のことをいいます。
2.相反性神経支配とは、主動筋が緊張(収縮)しているときには、反対側の拮抗筋がリラックスするように神経が調整する働きのことをいいます。
ここで、筋肉と神経系の働きとして知っておきたい面白いことがあります。
正常に相反性神経支配が起こっている状態と主動筋と拮抗筋を同時に収縮させている状態をつくりだせることが出来ます。
ボディービルダーなどは、訓練によって意識的に両側の筋肉を収縮させて筋肉モリモリの状態を作り出せるそうです。
ボディービルダーの方は各部の筋肉が見せるためのもので、各パーツ的にはパワーもあり美しいです。
これとは異なり、スポーツを行う場合には、筋肉のパワーはもちろんですが、各筋肉がバランス良く連動して働く必要があります。
「見せる筋肉」と「連動して働く筋肉」は筋肉の仕組みとしてはまったく異質のものだと思います。
この記事をご覧頂いたアナタ様が、1日も早く元気なお体を取戻して頂けますよう、願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
膝関節痛専門 整体ボディーケア 代表 坂本忠幸
03-6765-4970
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