カラダの筋肉は収縮(縮み)と伸展(伸ばし)を繰り返すことによりカラダを動かしています。
ということは、筋肉を動かさなければ筋肉は縮んだまま、伸びたままの状態で緊張してしまい、結果的に疲れてしまいます。
たとえば、長時間同じ姿勢のままで行うパソコン操作やデスクワークなどです。
その影響により首や肩の筋肉が緊張状態になり筋肉疲労を誘発します。
筋肉が疲労すると、筋肉の筋繊維が膨張して筋肉の中にある血管が圧迫されて血流が悪くなってしまいます。
通常、筋肉内ではブドウ糖が燃焼してエネルギーになりますが、血行が悪くなることにより酸素の供給量が不足してブドウ糖の不完全燃焼が起きてしまいます。
この不完全燃焼により、ブドウ糖が乳酸などの痛みの物質にかわり、筋肉や末梢神経を刺激することになります。
末梢神経が受けた刺激の情報は脊椎を経由して大脳に伝達されて痛みを感じるのです。
この痛みにカラダが反応して、痛みの周辺の筋肉がより緊張してしまい余計に疲れてしまいます。
これが凝り(こり コリ)のメカニズムです。
乳酸などの痛みの物質は、たまにスポーツする方や激しいスポーツをする方の筋肉痛の原因となるものです。
この筋肉痛は、スポーツ後に有酸素運動(クールダウン)を行うことにより軽減させることが可能です。
要は、筋肉中に乳酸が残りにくい状態(筋肉中に溜まった乳酸は血管を通って排出されます)にしてあげれば良いのです。
この記事をご覧頂いたアナタ様が、1日も早く元気なお体を取戻して頂けますよう、願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
膝関節痛専門 整体ボディーケア 代表 坂本忠幸
03-6765-4970
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