頭の重さはおよそ体重の10%~13%と言われています。
体重10kgのお子さんで1.0kg~1.3kgと結構重いのです。
筋力の発達していない小さなお子さんが、手を洗う時に前に倒れてしまうというのもうなずけますね。
3歳から4歳ぐらいのお子さんは、まだ筋力が発達していないため、全身をつかって重たい頭を支えています。
大人の場合、50kgの人で5.0~6.5kgぐらいです。
ボーリングのボールを想像してみて下さい。
大人の場合は15ポンド(約6.8kg)よりも重たくなるのが一般的ではないでしょうか、あの重さがカラダの一番上に乗っているのです。
大人の場合、筋力が発達しているので多少バランスが悪くてもあまり自覚することができません。
でも、姿勢が悪いとどこかの筋肉に間違いなく負担が掛かり、その筋肉をフォローするために別の筋肉にも負担が掛かっています。
最終的には、負担の掛かっている筋肉が疲れ果て辛い懲りや痛みに変わってしまいます。
”痛いから使わない、使わないから痛みの物質は残ったまま”ということになります。
更に凝り固まったにより骨格が引っ張られ、次第にカラダ全体が歪んでしまいます。
カラダが歪んだ状態で無理に筋肉を使おうとすると、かえって悪化させてしまう場合があります。
はじめのうちは「何か変だな?」という感覚のものが、症状としての「凝りや痛み」に発展してカラダの自由を奪ってしまう(大きな可動域の減少)ことになりかねません。
「カラダは少し辛いけど、何とかなる」とお思いの方、長年かけて身に付いてしまった姿勢や癖(カラダの使い方)はなかなかもとには戻りません。
足腰は重たい頭やカラダ全体を常に支えています。
また、姿勢が悪い時にはカラダ全体の骨格や筋肉でフォローし合っています。
筋肉が疲れ果てる前に早目に凝りや痛みを改善し、姿勢や歩き方を見直すことで快適なカラダを取り戻し、辛い毎日から早目に抜け出してください。
この記事をご覧頂いたアナタ様が、1日も早く元気なお体を取戻して頂けますよう、願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
坂本忠幸
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