凝りや痛みを抱えられている方は、大なり小なり関節の可動域(動く範囲)の減少がカラダの中で起こっています。
整体を受けると筋肉中の疲労物質が流されて、カラダが軽くなります。
それでも、自分自身の力で疲労物質を洗い流す能力を回復させないと、しばらくするとまた元の状態に戻っていしまいます。
今までの姿勢を骨格や筋肉が覚えているからです。
膝の痛みの症状だけを考えるのではなく、「何がどのようにしてこうなったのか」を考えることがとても大切で、その原因を取り除くことにより「傷みが出ないカラダに変化させる」それが目標です。
少々傷みが出ても自分自身でケア出来る方法を実践する。
ヘルニア、スプラングバック、分離症、変形性脊椎症、坐骨神経痛、その他色々な「ひどい腰痛」がありますが、共通している事は(事故を除いて)いきなり「ひどい腰痛」にはならないと言う事です。
これらの「ひどい腰痛」は、先ほど説明した筋肉中の発痛物質による痛みとは少し違います。多少の違いありますが、基本的には軟部組織(筋肉、神経、靭帯、血管など)に硬いもの(硬化した筋肉、骨など)が常に当たり、他に逃げ場もないので、擦れて慢性的な炎症を起こしていることが原因となります。その当たる場所や当たり方の違いによって色々な腰痛の診断名がついています。
爪先 → 膝 → 股関節 → 腰椎 → 肩 → 首へと身体の動きはラセン状に連動していきます。しかし連動性が悪いと、一部に引っかかりや障害が発生して「腰痛」や「肩こり」、「膝痛」などが出やすくなります。
連動とは、「柔軟な筋肉、靭帯、関節など」によってもたらされます。人間はロボットではありませんので、骨や筋肉は少しくらい「でこぼこ、引っ掛かり」があるのが普通です、「でこぼこ、引っ掛かり」をしなやかに吸収する能力を、カラダは持っています。
幾つになっても、とにかく諦めずにご自身のカラダをトレーニングしてください。
トレーニングをサボると、ご自身のカラダの動きも悪くなってしまいます。
この記事をご覧頂いたアナタ様が、1日も早く元気なお体を取戻して頂けますよう、願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
坂本忠幸
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