膝痛でお悩みの方は、膝が痛いので自覚の無い方もいらっしゃるようですが、腰痛もお持ちです。
ですので、膝痛が改善するとこんどは腰が痛いと言われるのです。
膝を改善させた結果、腰が痛くなるのではありません。
今まで気付かなかっただけです。
カラダは、不調な箇所があると全身でフォローしますので、はじめは腰痛から始まったのか腰痛から始まったのかは分かりませんが、そのすべての原因は姿勢にあると思われます。
仕事や家事における姿勢の取り方や日々の歩き方などの癖などにより、カラダ本来の使い方を誤り、徐々にカラダへの負担が蓄積してしまった結果、痛みの症状が出てきてしまったのではないでしょうか。
膝痛の方は、まず大腿四頭筋(大腿部)の凝りがあります。その凝りを解すと多少膝の痛みが軽減されます。最終的には全身をケアしないと良くなりませんが、これだけでも随分楽になると思いますので、膝の痛みを抱えている大切な方に教えてあげて下さい。
良く、膝痛の方は大腿四頭筋を鍛えるために筋トレを行うことが多いようですが、先ずは凝りを解すのが先決だと思います。
筋肉が拘結した状態で筋トレを行うと、筋肉内に乳酸が溜まります。
その後、ストレッチ等の有酸素運動が行われない状態で放置されると、筋肉内に痛みの物質が発生します。
その後、「痛いから動かさない、動かさないから筋肉が硬くなる」という悪循環に陥らないでしょうか。
また、膝痛の原因は股関節にもあります。
膝を少し内側に入れるような歩き方をすると、股関節がロックされ、上体の可動域が制限されます。また、股関節がロックされることにより球関節である股関節に掛かる負担を解除しようとして最終的にО客になってしまい、膝関節痛が発生します。詳細については、こちらやO脚の原因と改善メソッドをご覧下さい。
正しい姿勢を意識して、腰痛、膝(ひざ)関節痛を改善しましょう。
この記事をご覧頂いたアナタ様が、1日も早く元気なお体を取戻して頂けますよう、願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
坂本忠幸
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