産後のお母さん特別応援プログラム
『ボディーケア ウォーキング』が杉並区の子育て支援の新事業として承認されました。
※2010年1月より子育て応援券(産後1年程度のお母さんが対象)がご利用頂けます。
●実施:2010年1月8日以降毎日
●費用/時間:5,000円/90分
●実施時刻:事前にご要望等をお寄せ下さい
●定員:3組(定員になり次第実施いたします)
●その他:お子様ご同伴の場合は、事前にご相談下さい。
当スタジオでの「子育て応援券のご利用方法」はこちらでご確認下さい。
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「あなたの立ち姿勢や歩き方、カラダは辛くないですか?」
1.姿勢の影響
・殆どの妊婦さんは大きくなったお腹を頑張って支えているため、「腰痛・肩こり・膝の痛み」に悩まされてしまいます。その原因は、大きなお腹を支える姿勢にあります。
また、妊娠中期からホルモン(リラキシン)により骨盤周辺の靭帯が緩んできます。ところが、お腹は大きいままなので緩んだ靭帯に負担が掛かり、関連する仙腸関節や恥骨結合の動きにずれが生じる結果となり、腰痛が生じてしまいます。※リラキシン等ホルモンについては、専門医にご相談ください。
カラダは骨と骨を結ぶ筋肉(筋肉の端は腱)や靭帯(骨と骨を結ぶ)で支えています。靭帯が緩むと骨や筋肉に負担が掛かります。しかも胎児はどんどん大きくなるのでカラダの重心は前方に移動します。そのため、上体が後に反り返るスウェイバック姿勢(反り腰)を取らざるを得ないので、背中の筋肉が緊張して腰の痛みが生じてしまいます。
この場合、長時間立つことを避けることにより腰に掛かる負担を軽減させることが可能だと思います。それでも腰の緊張が解けるわけではないので、あまり我慢しないでください。
妊娠中の「肩こり、腰痛、膝の痛み」は宿命ではありませんので、積極的に改善を目指してください。
妊婦さんの凝りや痛みは「姿勢に伴う典型的な凝りや痛み」であることはご理解頂けたでしょうか。
↑ ↑
この姿勢です。
2.出産後のカラダ
産後のカラダも腰椎が後傾している可能性が高く、また、膝の向きとつま先の向きが異なっていたり、歩き方にクッション性が無かったりすることにより脚(膝)や腰が疲れきっている可能性が非常に高いと思います。
産後のお母さんの骨盤の開きについては、こちらをご覧下さい。
出産までに身に付いてしまった姿勢を早めに改善して、元気に楽しく育児に取り組んでください。
※育児は本当大変ですが、長い人生の中で育児に掛ける時間はとても短いのではないでしょうか?
育児を楽しめるか否かは「ご主人の協力」が不可欠だと思います。
日本の未来を支える子供たち。
その子を産んだお母さんは本当に偉大です。
私は、そんなお母さんを全力で応援いたします!!
3.正しい姿勢
・背筋は伸ばさない、胸は張らない。
・お手本は3~4歳児 頭が大きく筋力がまだ発達していないため、カラダ全体で重い頭をバランス良く支えている。
・くるぶし、脚の付け根(大転子)、肩の骨(肩峰)、耳が一直線になる立ち方が理想的。
<一般的な女性の脚の形>
★膝が内に入ってしまっている → これが原因で股関節がロックしてしまい、本来の可動域が制限され、カラダの各部に負担が掛かってしまう。
外反母趾になる可能性の高い脚の形です。
試しに、この脚の形で「踵を着いて親指で蹴る」を繰り返すとどうなるのか試してみて下さい。
外反母趾製造工場のような足型になっていませんか?
4.カラダの使い方
・先ほどのとおり、つま先と膝は同じ向きが理想ですが、異なっていると股関節がロックされてしまい、膝に大きな負担が掛かるような姿勢になってしまいます。この状態が長く続くと、やがてO脚となり負担の掛かっている膝の軟骨が片減りしてしまう可能性が高くなります。
これは、膝は蝶番関節と言い膝の向いている方向でしか曲がらないのですが、厳密に言うと、膝を多少曲げると少しだけ違う方向にも動かせるようになります。
その機能が作用して負担の掛かっている股関節(球関節)が外に逃げる結果となり、やがてO脚に変わってしまいます。
・胸は張らず、背筋を伸ばさないことで体幹のクッション性を良くして、歩くときの衝撃を吸収する(スキー、スノボーの時も膝や体幹を利用して衝撃を吸収していますよね)。
そして、つま先と膝は極力同じ向きで歩くこと。
5.今までの施術データ
・男性:スキーのジャンプで、飛び出した選手のような前傾の姿勢の方が多く、真直ぐに立たせようとすると、「後ろに倒れてしまう!」こんな姿勢で立っていられる訳がない!と訴えられる方が多いです。
・女性:お腹反り返し姿勢(骨盤後傾)やでっ尻(骨盤前傾)タイプ(共に腰椎前傾)が多く、何れにしてもカラダの芯に体重が乗っていないため、腰や脚などに凝りや痛みを抱えられている方が多いです。
6.ボディーケアウォーキングのプログラム内容
①立ち姿勢の確認と姿勢のアドバイス
②骨盤のずれチェック
③カラダの使い方、歩き方のアドバイス
④立ち姿勢の調整
⑤簡単な筋肉のトレーニング等
産後のお母さんのカラダは骨盤が開いている状態であることから、カラダの負担を軽減するため、3~4歳児のようにバランス良く立つ(カラダを支える)必要があります。
開いている骨盤はまだ柔らかいので、穏やかなトレーニングを重ね、更に姿勢を正して、より一層カラダに負担の掛かりにくいバランスの良い姿勢を維持することを心掛けましょう。
姿勢の意識を変えることにより、「バストアップ」や「ヒップアップ」にも繋がります。
一石二鳥になるかもしれません。
さあ、姿勢を少しだけ意識してカラダの負担を軽減し、育児を楽しみましょう!
この記事をご覧頂いたアナタ様が、1日も早く元気なお体を取戻して頂けますよう、願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
坂本忠幸
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TEL:090-3347-9107